新庄競馬場(山形県)
1928(昭3)年〜1939(昭14)年

1928(昭3)年11月6日:昭和天皇の即位の礼京都御所で行われた

当日の参列者は勲一等以上の者665名、外国使節92名
他、2,000名以上の参列者があり式典では内閣総理大臣・田中義一が万歳三唱した

国を挙げて奉祝された


新庄藩の城下町の新庄町でも町をあげてのお祝いである
そしてこの
大典を記念して
新庄の有志たちにより競馬場が建設された


1928(昭3)年:
山形県畜産組合連合会の主催による新庄競馬が開催される
馬場は楕円形で、その縦の径が412m、走路幅20mであった
予想以上の盛況で3日間の馬券の総売り上げは一万二千円にも達したという


以後、大会は春秋2回開かれ
新庄競馬の評判はますます高まっていった


しかし
1939(昭14)年:
軍馬資源保護法が公布されたのを期に廃止に至る



山形県最上郡新庄町